「よみがえる朝日会館」に出演

朝日ファミリーさんの中之島3丁目 時代の建築の響き合いシリーズ「よみがえる朝日会館」に登壇させていただきました。  

  

朝日会館は朝日新聞社を経営母体に1926(大正15)年10月に落成。黒い外壁に金縁の窓枠という、ひときわ目を引く建物の中に1,600席のホールや展示場を備え、62(昭和37)年に取り壊されるまで、オペラ、演奏会、演劇、映画、展覧会などが開かれた文化の殿堂です。   

公演案内から総合文化雑誌にまで発展した機関誌「會舘藝術」には井伏鱒二や与謝野晶子らも寄稿、大阪モダニズム運動に影響を与えたといわれています。(募集告知原稿より)

今回は、フェスティバルホールの源流である朝日会館をハード(建物)とソフト(公演活動)の両面から振り返りました。

 

今年は大阪都構想の住民投票という大阪市民にとって大きな選択をする年でしたので、このタイミングで大大阪という時代に中之島で繰り広げられた一企業によるメセナ活動について考える時間を持つことは意味深いように感じました。

 

催事名 映像&トークイベント

    中之島3丁目 時代の建築の響き合い「よみがえる朝日会館」

日 時 2015年8月28日(金)18:30〜20:30

会 場 アサコムホール(大阪市北区中之島2-3-18号 中之島フェスティバルタワー12階)

定 員 100名(参加無料)

主 催 アサヒ・ファミリー・ニュース社

後 援 朝日新聞社

協 賛 竹中工務店、関電工、高砂熱学工業

協 力 朝日ビルディング

 

《プログラム

①映像&トーク 「朝日会館の時代」若林あかね

②講演 「文化装置としての建築」松隈章氏(竹中工務店)

③トークショー 「よみがえる朝日会館」

 進行:前島志保氏(東京大学・准教授)、若林あかね

 出演:岡野宏氏(東京大学・博士課程)

    紙屋牧子氏(東京国立近代美術館フィルムセンター・客員研究員)

    白井史人氏(東京医科歯科大学・講師)

    中村仁氏(東京藝術大学・講師)

    山上揚平氏(東京藝術大学・講師)

    山本美紀氏奈良学園大学・准教授