吉田寮上映会の6回目は、3回目から4回5回とゲストスピーカーとしてお話していただいていた吉田寮OBで近畿大学教授の冨岡勝先生が企画してくださいました。
今回冨岡先生は司会にまわり、吉田寮のOBとしては、「21世紀に吉田寮を活かす元寮生の会」の代表理事をされている奈倉道隆さんが吉田寮についてお話されました。奈倉道隆さんは京大医学部を卒業後老年科の医師として活躍されてきた方ですが、僧侶でもいらっしゃるのでお話がとても上手です。私も7年前に取材させていただきましたが、何も見ないでよくあれだけまとまった話ができるものだ、やはり頭が良いのだなーと感心しました。寮生時代には名寮長として寮生をまとめていたそうです。
現寮生には、おなじみの川野さんに女性の岡田さんが加わり、吉田寮の現状について映像を交えてお話されました。
場所は「喫茶美術館」という名のお店で、文人墨客が集まって芸術について語り合う場所という感じのお店でした。なんでも司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の挿絵も書かれた洋画家の須田剋太さんと民芸陶芸家の島岡達三さんの作品が展示されていて、美術館も兼ねた喫茶店ということでした。
催事名 建築ドキュメンタリー(若林あかね監督第10作)
「吉田寮が寄宿舎と呼ばれていた時代の自治 銀杏並木よ永遠に」東大阪上映会
日 時 2019年2月1日(金)19:00〜20:30( 開場 18:30)
会 場 喫茶美術館 (東大阪市宝持1-2-18)
近鉄奈良線「河内小阪駅」徒歩12分 近鉄大阪線「長瀬駅」徒歩15分
参加費 1,000円(1ドリンク付き)
申込み 不要/当日先着順
主 催 「吉田寮が寄宿舎と呼ばれていた時代の自治 銀杏並木よ永遠に」東大阪上映委員会
問合せ tomiokamasa@kindai.ac.jp(冨岡勝 090 3707 5624)
<プログラム>
18:30 開場
19:00 「吉田寮が寄宿舎と呼ばれていた時代の自治 銀杏並木よ永遠に」上映
19:50 パネルディスカッション
登壇者 川野正嗣/現寮生
岡田裕子/現寮生
奈倉道隆/元寮生
20:50 終了
実行委員の冨岡勝先生
筆者
奈倉道隆さん
現寮生の岡田裕子さん
現寮生の川野正嗣さん
もう一人の実行委員胡桃沢伸さん